アミノ酸系シャンプーって?

『アミノ酸シャンプー』とは名ばかりで危険

実際のところ「アミノ酸シャンプー」という名前には、はっきりとした定義が無いのをご存知ですか?
食品などの場合では、商品の定義がはっきりと定められていますよね。
普段サラダなどによく使われる「マヨネー ズ」には「使用しなければいけない原料」「使用してはいけない原料」がJAS規格で定められています。
ところが「アミノ酸シャンプー」にはこうした成分配合に法的な決まりがないので、「アミノ酸成分」をほんの少しだけ配合したシャンプーであっても
「アミノ酸シャンプー」という商品名で販売されていることがほとんど。
つまり、どんなに頭皮や髪に悪影響を及ぼす成分を使っていても、シャンプーを販売している会社が「当社のシャンプーはアミノ酸シャンプーです」と言えば、 「アミノ酸シャンプー」「アミノ酸系シャンプー」になってしまうわけです。

 

アミノ酸シャンプーを見分けるポイント
「アミノ酸シャンプー」配合と謳っていても、「硫酸」「スルホン酸」という名前のつく成分が一緒に配合されているものは、
脱脂力やタンパク質変性作用がとても強く、髪や頭皮に大きな負担をかけます。こうしたシャンプーには注意が必要です。
(ラウレス硫酸、ラウリル硫酸、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na等)

 

そもそも【アミノ酸】って?

最近良く耳にするアミノ酸ですが、アミノ酸は簡単にいえばタンパク質を作っている最小の成分。
植物や動物もアミノ酸が作り出すタンパク質から出来ています。 アミノ酸は全ての生命の源で人間の体は約20%はアミノ酸から出来ています。
私たちの細胞の一つ一つ、更には遺伝子情報であるDNAもアミノ酸から出来ています。そんなアミノ酸ですが、私たちの体の中のタンパク質を構成するアミノ酸は全部で20種類が確認されています。
この中の20種類のアミノ酸が複雑に組み合わさってタンパク質が作られています。20種類のアミノ酸は、体内で合成することができません、よって人は食事から採り入れ無ければならない「必須アミノ酸」と、体内でほかのアミノ酸から合成できる「非必須アミノ酸」に分類されます。現在約500種類の天然アミノ酸が確認されています。

 

私たちの体を作っているアミノ酸は約20種類

合成ができない必須アミノ酸

20種類のアミノ酸のうち、私たちが体の中で合成できるのが10種類です。残りの10種類は合成できません。
食事などで外部から補給しなければなりません、それぞれのアミノ酸が並ぶ順序と連なる長さによって
タンパク質の種類や働きが決定付けられ、アミノ酸が並ぶ順番の遺伝子情報がDNAですが、DNAはタンパク質の設計図と呼ばれています。

アミノ酸が不足すると

同じアミノ酸でもそれぞれの働きは異なっていて、いずれかが不足すると、体のどこかに変調を来してしまいます
皮膚や髪の毛などは【システイン】と呼ばれるアミノ酸が働き保湿成分としても必要なアミノ酸です。
少し複雑なアミノ酸ですが、人間にとって大切な成分ですので積極的に採りいれるようにしたいものですね。